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総合理学科 課外・行事
課題研究発表会
分類:課外・行事 発信日:2012年06月04日 Mon
ねらいと展望
総合理学科2年生が取り組む「課題研究」をとおして、総合理学科のねらいとする力を身につけさせるために欠かせないのが、11月上旬の中間発表会と2月中旬の課題研究発表会です。また、中間発表会や発表会は、課題研究を通じて学年間の縦のつながりを強固にし,将来的にはOBと後輩がより強くつながり、力強い協力体制を維持しながら、学校教育を支えてくれるという展望も持ちつつ行っている活動です。
課題研究中間発表会
中間発表会は、パネルセッション形式で行います。各研究グループが、途中経過をポスターにまとめて発表し、質疑応答によって今後の課題を見出すことができます。発表を聴き質問するのは、本校の教員だけではありません。総合理学科3年生も参加します。3年生は、本校で身につけた研究を見る力を生かして、積極的に質問やアドバイスをします。さらに、本校OBで編成されるサイエンスアドバイザーにも参加していただいています。
また、中間発表会は、他校の教職員にも公開していますので、毎年、県内の理科・数学担当の先生方や、他の都道府県のSSH事業に携わる先生方も参加されます。近年は、県内の校長先生方が、校長会として見学され、質疑に加わってくださっています。
神戸高校の課題研究では、研究を一層進めるための大事なステップとして、研究者の方々を含め、科学を見る目をもった方々からの質疑応答を重視する中間発表会が、重要な役割を担っています。
課題研究発表会
課題研究発表会は、研究論文、研究ポスターを作成したうえで、さらにコンピュータを使ったプレゼンテーションスライドも作成して、ステージ発表形式で行います。発表会当日、総合理学科2年生の生徒は午前中は発表準備とリハーサルを行い、午後は、講堂のステージで次々と成果発表していきます。
この発表会は総合理学科1年生が参加して、上級生(2年生)の発表を聴いて学ぶことになります。中間発表会と同様、サイエンスアドバイザーにも連絡を取ります。また、毎年、全国のSSH指定校からも見学に見えます。
この発表会の後、生徒たちは、英文でポスターを作成します。5月の創立記念祭で保護者の方々に説明したり、本校を訪れた外国の高校生に説明をしたりと、課題研究の取り組みはその後の様々な活動に生かされます。また、3年生になってから研究を継続するグループもあります。