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兵庫県立神戸高等学校

総合理学科 授業

サイエンス入門

  分類:授業   発信日:2015年07月28日 Tue 


科目の特徴

サイエンス入門:物理分野サイエンス入門:物理分野
 総合理学科1年生の生徒に対して、火曜5限を100分に延長して行う科目です。
 理科の教師3名(物理・化学・生物担当者)が担当し、少人数の実験や外部の研究施設の見学などを行って、研究の基礎となる力を育成します。
 2年生で取り組む「課題研究」への接続をねらいとして、基本的な実験操作を習得すると共に課題の発見や仮説の設定、実験の計画、実施、考察と仮説の検証、レポート作成法、ポスター作成法などを学びます。
 また、実験結果を小グループで発表しあうなど、質問や議論の仕方などを体験的に学ぶことができます。
 さらに、特別講義と研究所・企業見学などによって自然科学分野における興味・関心と進路の発見、また視野の拡大と共に科学と社会のつながりを学ぶことができる授業です。

独自の授業方法の例

サイエンス入門:化学分野サイエンス入門:化学分野
サイエンス入門:生物分野サイエンス入門:生物分野サイエンス入門:生物分野サイエンス入門:生物分野
 以下の5つのテーマで授業を企画して、総合理学科の目的とする力の育成をねらいます。なお、毎年、独自の工夫と改善を重ねていますので、下記の内容は変更する場合があります。

(1)基礎実験講座
 クラスを3分割し、それぞれ物理・化学・生物分野の基本的な実験を中心に、実験に必要な知識、器具の操作、レポート作成など基礎・基本の習得などを目的とした取り組みを実施します。

(2)プレ課題研究および発表会
 テーマごとの、グループに分かれ研究活動を行い、ポスターセッションによる発表会を実施します。それぞれのグループで自ら仮説・実験・考察という研究の一連を体験することで課題研究への布石とし、また、それらをポスターにまとめることで、文書作成ソフトや表計算ソフトなどの基本的な技術を習得するとともに、外部に発表するために必要なことを気付かせます。主体的にテーマを設定し、グループでの討議によって課題解決できる力を育成します。

(3)施設見学
 1年間に3回、研究機関や企業などの取り組みを見学し、講義を受ける機会を設けます。このことによって、科学技術分野における視野を広げ、社会とのつながりを考えることができます。次の施設を利用させていただいています。
 ・理化学研究所
 ・国際フロンティア産業メッセ
 ・神戸製鋼所(加古川製鉄所)

(4)課題発見講座
 全国のSSH校の研究活動(DVD)の視聴し、また、本校の課題研究の研究室を訪問などし、2年生での課題研究のテーマについて考えさせます。



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