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兵庫県立神戸高等学校

総合理学科 

数理情報

  分類:授業   発信日:2014年01月09日 Thu 


どんな科目か


 総合理学科1年生対象の学校設定科目(2単位)であり,「情報の科学」をおきかえて実施しています。教科情報のねらいを踏まえつつ,研究活動のために情報及び情報技術を活用するという視点を加えて授業を展開します。
コンピュータ教室での授業1

2年生で取り組む課題研究や将来の研究を見据えたうえで必要な考え方,知識,技能を身につけるために、問題解決を情報処理ととらえる見方や,悪定義問題の構造を探りその中に論理性を見つけながら事象を考察するといった考え方に取り組みます。


授業の特徴


 科目のねらいを達成するために,授業では
コンピュータ教室での授業2

(a) すべての単元において「問題解決」と,「構造」の理解や表出を重視して指導します。
(b) n進数(特に2進数と16進数)は,小数計算も含めて具体的に取り扱います。
(c) モデル化とシミュレーションは,かつて研究者が扱った内容や次年度の課題研究等の研究活動のヒントになる教材を可能な限り扱います。
(d) データを論理的に分析する学習として,研究活動にも必要な統計学の基礎を加えます。
コンピュータ教室での授業3

(e) コンピュータリテラシーは,論文作成のためにワープロの効果的な使い方を,データ分析のために表計算ソフトの機能を,発表資料の提示に効果的なプレゼンテーションソフトの利用方法を習得するように、実習を多めに指導します。
(f) 研究者を招いて,先端の情報や情報技術に関する講義を授業に取り入れます。
(g) 情報及び情報技術に関して、科学倫理指導の一環として、著作権法や個人情報の保護等に関する法律、情報モラル、マナーについても指導します。
(h) 異なる指導項目をできる限り関連付けることで、時間を有効活用しながら知識の定着を促します。

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